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前世・催眠・創造性 [奇想・妄想]

上村松園_晩秋.jpg



人と会って、美味しいものを食べながら、いろんな話をするのは好きだけれど

最近は、友人と会えば、みんないかにもストレスたまってます、っていう険しい顔して
気づけば数時間に亘って、私は彼ら・彼女たちの愚痴とネガティヴな話に相槌を打っていただけ、
ということが多い。 なんなのこれ?

友人からメールが来たと思えば、
「今日もつかれたー」、「○○イヤだなあ」、「体調悪い」、
などと、なにかしらネガティヴなひとことが、必ず入ってたりとか。。
そんなこといちいちメールに書かなくてもいいじゃん。。

どうしてみんな、こんなに疲れているの?
どうして、こんなにネガティヴなの? 。。。

そして、あなたのそのネガティヴさで、こっちはとてもいやーな気分になるんだよ、
ということに、なんで気づいてくれないかなぁ。。


私自身は、決してネガティヴではない。 とおもう。
愚痴をいうこともない。ていうか言わないようにしてる。
むしろ、なにか面白いことないかなぁ、ということばかり考えている。


でも

最近、世の中のたいていのことが面白いと思えなくなっているので
必然的に、毎日退屈でしかたがない。

好きだった音楽も、たいていは聞き飽きてしまった。
映画も、本当に面白いものなんて、ほんの少ししかない。
一時はがんばっていた語学もすっかりやる気がなくなった。
旅行に行くのも、なにかとめんどくさいし コストもかかりすぎる。
iPhoneにも一時はまってたけど、今となってはただの道具。
いろいろアプリも試してみたけど、とくに面白いものも無い。

ディズニーランドにいってはしゃいだりとか、
夜も寝ないでゲームに夢中になったりとか、
飲んだくれて陽気に酔っ払うとか、、

そんなことができる人に生まれていたらどんなに楽しいだろう、とつくづく思う。 
皮肉ではなくて、ほんとに。
でもこれが私なんだから、仕方がない。

アレ?なんかいつのまにかネガティヴな話に。。 まあいいか。


世の中のすべての娯楽に飽きて、あとは犯罪くらいしかやることがない、
という人物がよく乱歩作品に出てくるけれど、それに近いかもしれない。
とはいえ、犯罪に手をそめるつもりはないけど。刑務所はイヤなので。
私は乱歩作品や犯罪小説を読むだけでじゅうぶん。
ていうか乱歩作品だけはいくら読んでも飽きないなあ。ほんと大好き。

まあ、いかんせん高等遊民に憧れる、ただの小心者の小市民なのである。私は。



そんな私がいまいちばん興味があるのは

占い、異常な犯罪、オカルト、つまり正確に言えば、
人間の業の深さみたいなものと、死後の世界と、人間の無意識にあるもの、
ということになるのだけれど

それを再認識させられ、また、大いにうならされたのが、最近の記事で書いた
BRUTUSのオカルト特集中の、「オカルト本必読本49」と称したブックガイド記事で知って、
興味をひかれて読んだ『スーパーセルフ』という本で、


スーパーセルフ―知られざる内なる力 (ポイエーシス叢書)

スーパーセルフ―知られざる内なる力 (ポイエーシス叢書)

  • 作者: イアン ウィルソン
  • 出版社/メーカー: 未来社
  • 発売日: 1994/02
  • メディア: 単行本



面白すぎて、どこから話をすればよいのかわからないけど
例えば「前世療法」。

これは決して占いなどではなく、催眠を使った一種のセラピーなんだけれども
催眠にかかったクライエントが、自分の人生をどんどん遡行し、
赤ん坊の時点まで退行すると、更には前世まで行ってしまうらしい。

そして、それによって、クライエントは強烈に癒され、それまで抱えていた
悩みや苦しみなどから解放される、というもの。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E4%B8%96%E7%99%82%E6%B3%95


正直、これは私もやってみたい、と思う。
しかし、これに対し、もちろん批判もある。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~spk/sp_newsletter/spnl_backnumber/spnl-05/spnl-05-1.htm


とはいえ、前世療法の本や、イアン・スティーヴンソンなど
輪廻・生まれ変わり研究の本などを読むと、
これはどう考えても、前世とか生まれ変わりというものがある
としか考えようがなくて、とくにこの前世療法を知って以来、私は、
もう疑う余地はないというか、前世とか生まれ変わりは証明されたようなものでしょ、
と確信していた。

しかし、『スーパーセルフ』には、全く新しい解釈が表明されており、驚いた。

催眠状態において、人間の創造性というのは、爆発的に拡大され、
それは、通常の意識状態ではありえないくらいのレベルとなる、とのこと。

即ち、クライエントがしゃべる内容というのは、前世に実際に遡っているわけではなく、
施術者が与える暗示(いまあなたは前世まで戻りました、という)によって、
その想像力を勝手に膨らませて、作り話をしているに過ぎない、という。

しかし、これをきいて、なーんだ、残念、と思うのは間違いで、
作者も、だから前世療法なんてインチキだ、などと言っているのではない。

クライエントの話す内容というのは、全くのデタラメではなく
例えば、13世紀のイギリスのなんとかという町に暮らすなんとかという女性で、、
みたいな、極めて具体的な話が多いのだけれど、
これを話すクライエントは、催眠からさめたあとによくよく話をきいてみると、
本人はすっかり忘れていたが、実際そういった人物に関する情報を得ている、
つまり、小さい頃に本で読んだとか、テレビ番組でみたとか。。

そういった、かなり昔の、ちょっとした記憶が、これほどまでに、正確に蘇えること、
しかもそれを膨らませて、与えられた暗示に沿った、ひとつのストーリーを作ってしまうこと、
むしろこちらの方が、人間の驚くべき能力として、もっと注目されるべき、
しかも、このような能力を発揮するのは、なにも特別な人ではなくて、
普段はごくふつうの人だったりするのである。

これを催眠などを使わず、覚醒した状態でできる人が、
作家だったり芸術家だったりするのだ、と。 なるほど。。

人間って、それだけとんでもない想像力と創造性がひそんでいるということなのだ。

こういう作者の姿勢、なんてポジティブなんだ。
目からウロコが落ちまくると同時に、全く同感。
なんだか妙に感動した。



とにかく、この『スーパーセルフ』、めっちゃくちゃ面白い本。

いろいろ書いておきたいことはあるけれど、きりがないので、やめておく。

とにかく人間には、計り知れないものすごい能力があるのであり
殆どの人、或いは世間的には、それは知られていないのである。

これは、だれかなんとかして欲しいけど
こんなの結局、UFOとか幽霊に対する世間の態度と一緒で、
非科学的とかあやしいとかトンデモとか言われて終わりなんだよね。。
残念ながら。


あと、とにかく視覚的なイメージを持つことが、
人間の能力を発揮する上でいかに大事か、ということがよくわかった。

ポジティヴなイメージ。
言葉よりも、視覚的なイメージが大事、ということ。






奇跡が起こる前世療法

奇跡が起こる前世療法

  • 作者: ブライアン・L・ワイス
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/12/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



前世を記憶する子どもたち

前世を記憶する子どもたち

  • 作者: イアン スティーヴンソン
  • 出版社/メーカー: 日本教文社
  • 発売日: 1990/02
  • メディア: 単行本




江戸川乱歩 (コロナ・ブックス)

江戸川乱歩 (コロナ・ブックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 単行本



少年探偵団―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

少年探偵団―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 文庫





上村松園 『晩秋』

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