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Zarof + 伊豫田氏 [美術・建築・デザイン]

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先日、古書ドリスさんが皆川博子さんの書籍を紹介していて、
(「鳥少年」と「結ぶ」)
その表紙を飾る絵があまりにも素敵だったのだけれど、
それで初めて、伊豫田晃一さんの存在を知った。

鳥少年 [ 皆川博子 ]

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価格:950円(税込、送料込)



そして、彼の作品をネットで見つけ、その美しさに驚愕した。

http://www.span-art.co.jp/exhibition/201502iyodakoichi.html


こんなにも美しく繊細で、イマジネーションに満ちた
幻想的な絵画を描く人が、現代日本に存在しているなんて。
しかも70年代生まれ。

私の好きな画家は多賀新氏を除いて全て既に亡くなられているので
この方も既に、、と思ってたので、とても驚いた。
同時代を生きる人間で、こんな尋常でない画家がいたとは。

澁澤に見せたら何と言うだろう。


で、彼の個展
【MIMESIS〜伊豫田晃一単独ミメーシス展〜】
が開催中であることを知り、
初台の画廊、ギャラリーザロフに行ってきた。

ザロフに行くのも初めてなら、初台駅で降りたのも初めてである。
まさか京王線でなく地下鉄新宿線の駅であるとは知らず
なんども乗り過ごしてしまい
ものすごく手間と時間がかかった。

ザロフは、見るからに、いかにもといった古い建物で、
一目見た瞬間に、ああ、これだなー、とわかった。

中に入り、画廊のご主人らしき方に案内され、
非常にアンダーグラウンドな香りに満ちた空間である暗く狭い階段を上り、
絵が飾られている部屋に通された。

小さな画廊の小さな部屋に、
ダヴィンチへのオマージュということで、
要するに、ダヴィンチが描いてるふうに、伊豫田氏が描いた作品が
いくつか飾られていたのだけれど
その超絶技巧に、度肝を抜かれた。

ダヴィンチが描いた当時の書簡風の作品なんて、
言われなければ本当に、当時ダヴィンチが書いた、
手紙かなにかだと思ってしまうに違いない。

その作品は殆ど売れてしまうのだろうから
もうこれら作品は見れないのかと思うと、残念であるけれど。


ちなみに
画廊の階段に飾られた、木村龍氏の人形作品も、
ものすごいインパクトだった。

この人の人形を見るのは初めてではなく
昨年の夏に、Bunkamuraで見た覚えがあった。

この人の作る人形の放つエロスというのは、
いったい何なんだろう。ちょっと尋常ではない。
見ていると、なにやら、まるでこちらが犯罪者ででもあるかのような、
そんな気がしてくるのだ。

これこそまさに人外魔境の住人。
凄い。


話はそれたけれど

伊豫田晃一氏には今後も注目していきたい。




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